お正月には「お雑煮」、ひな祭りには「ひなあられ」などの行事食がありますが、
七夕にはどのような行事食があるか知っていますか?
そこで今回は、七夕の行事食は何なのか、その由来と行事食のレシピについてお伝えします!
七夕の行事食って何だろう?
行事食とは、季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理のことを言います。
それぞれの旬の食材を取り入れたものが多く、季節の風物詩の1つにもなります。
行事食には家族の幸せや健康を願う意味が込められていて、
地域によってはお祝いの仕方が異なり、地域ごとの違いが見られる場合があります。
七夕の時に食べる行事食は何なのでしょうか?
それは「そうめん」です!
意外に知られていませんが、千年も前から七夕の行事食となっていました。
節供に旬のものを食べ、邪気を祓ったり無病息災を願ったりする風習がたくさんありますが、
夏においしいそうめんもそのひとつ。
暑さで食欲が減退するこの時期にぴったりで、天の川を連想させるのでわかりやすいですね。
この時期になるとスーパーでもたくさんそうめんを売っていますのでそうめんを食べてみましょう!
七夕の行事食の由来とは?
七夕にはそうめんを食べますが、その由来とは何なのでしょうか?
後醍醐天皇の時代、宮中における七夕の儀式で、そうめんの原型といわれる「索餅(さくべい)」を供えたという記述があります。
索には縄をなうという意味があり、縄のようにあんだ小麦粉のお菓子のようなものだと考えられています。
索餅は熱病を流行らせた霊鬼神が子供時代好きな料理で祟りを沈めるとされていました。
やがて、索餅は舌触りのよい素麺へと変化し、七夕にそうめんを食べるようになったようです。
ちなみに7月7日は「そうめんの日」でもあります。
また、そうめんを天の川や織姫の織り糸に見立てて、七夕にそうめんを食べるという説もあります。
由来がわかったところで、行事食であるそうめんの七夕レシピが気になりますよね?
次の章で詳しくお伝えします!
七夕の行事食のレシピを公開!
☆材料
・そうめん(ひやむぎ・うどんなど) 適量
・人参 3~4cm
・卵 1個
・青じそ 5~6枚
・カニかま 4~6本
・氷 適量
・麺つゆ お好みのものを
☆作り方
①人参を薄い輪切りにして、星形にくり抜いて茹でる
②卵で薄焼き卵を作り、星形にくり抜く
③残った薄焼き卵を細く切って、錦糸卵にする
④青じそを細切りにする
⑤そうめんを茹でる
⑥大きな皿にそうめんを天の川に見立てて盛り付ける
⑦そうめんの上に、カニかまの赤いところを使って橋を作る
⑧開いているスペースに、錦糸卵としそを盛り付け完成!
クックパッドを調べれば七夕のそうめんアレンジがたくさんあるので参考にしてみて下さい!
まとめ
今回は、七夕の行事食は何なのか、その由来と行事食のレシピについてお伝えしました!
せっかくの七夕なので、そうめんをアレンジして楽しみながら食べましょう!
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