このページでは有能で仕事ができる人の特徴を10個解説しています。
仕事や勉強、日常生活で「この人はすごい有能だな」と感じる人、皆さんの周りにもいると思います。
そんな人たちがどんな特徴を持っているかを知ることで、私たちもそれに近づけるかもしれません。
簡単に真似できる内容もあるので、無能な凡人から抜け出したいのであれば最後まで確認してみてください。
①報告・連絡・相談ができる
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、報告・連絡・相談を大切にしています。
この報連相が徹底されると、職場での情報共有がしっかりと行われ、トラブルの早期発見や解決がスムーズになりますし、周囲の人からの信頼も得やすくなります。
報連相は社会人として働く上で、なるべく早く身につけるべき習慣ではありますが、意外とできていない人が多いです。
自分1人で問題を抱え込んでしまい、結果として重大な問題が発生してしまうケースや、自分勝手に仕事して他人に迷惑をかけ、それなのに仕事ができると勝手に思い込んでいるめんどくさい人もいます。
なので、報連相ができるだけでも有能な人と見られやすいです。
例えば、ある仕事で新しいシステムを導入したとしましょう。
新しいシステムを導入すると、まだ扱いに慣れていないことで何かしらの問題が発生しやすいですが、その際に上司やチームへの報連相が徹底されていると、問題があった場合にもすぐに解決策を考えられるようになります。
もしも報連相が徹底されていなかったら、新しいシステムの導入が上手くいかず、作業全体の進捗が遅れたり、計画を修正する可能性が出てきます。
場合によっては、会社や職場に大きな損害をもたらす致命的なミスにつながる可能性もありますね。
報連相を徹底している人は、周囲の人からの信頼を得やすくなりますし、何か問題が起きたときも周りの協力を得やすくなります。
また、他のメンバーと一緒に情報を共有できるので、早い段階で問題を解決し、リスクを軽減することが可能です。
日頃から報連相を意識して仕事に取り組んでみてください。
②何事も冷静に対処する
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、どんな状況でも冷静さを失わずに行動できます。
問題が起きた瞬間に感情的に反応してしまうと、焦って間違った決断をしてしまいがちですが、冷静でいると感情に振り回されず、目の前の状況を正確に分析することができます。
これにより、思いもよらないトラブルやピンチに陥っても、ベストな方法で対応できるので、冷静に対処する人は有能な人と見られやすいです。
例えば、ある職場で機材のトラブルが発生したとします。
普通なら慌ててしまい、「どうしよう!」と不安な気持ちに流されて対応が遅れてしまうのですが、有能な人は冷静に状況を把握し、
「トラブルの原因は何か」
「どうすればこの状況をリカバリーできるか」
という視点で問題を切り分けて考えます。
そうすることで、チームに適切な指示を出すことができますし、素早く問題を解決することができます。
他には緊急のクレーム対応があった時、感情的になって焦って反論してしまうと、さらに問題が大きくなってしまいます。
しかし、有能な人はまず相手の話を最後まで冷静に聞き、今の状況を整理してどう解決できるかに集中します。
実際に対応を待っている顧客に対し、
「ご不便をおかけして申し訳ありません。今すぐ確認してご報告いたします」
といった冷静な対応を見せることで、信頼を崩さずに解決へと導けるのです。
このように有能な人ほど焦りや怒りといった感情を一旦横に置き、まず現状を見つめて何ができるかを冷静に考えられます。
さらに、冷静でいると気持ちに余裕が生まれ、周りの人からの信頼も得やすくなるので、日頃から意識してみてください。
③メールの返信が早い
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、メールに素早く返信します。
メールの返信が早いと、相手が待たされる時間を短縮できるため、物事の進行が早まります。
反対に返信が遅いと相手の計画が滞り、全体のスケジュールにも影響が出てしまうことがあります。
有能な人ほど時間を有効に使いたいと考えており、メールの返信待ち状態はストレスなのを理解しているので、メールの返信が早いのです。
例えばプロジェクトの進捗状況や、クライアントからの要望が書かれたメールが届いたとき、返信を後回しにするのではなく、内容をすぐに確認して返信するよう心がけています。
もしその場で即答が難しい場合も、
「内容を確認しました。詳細については明日までにお返事いたします」
といった一言を返信するだけで、相手は状況を把握でき、次のステップに安心して進めることができます。
実際にメールの返信が早い人は、周囲から「しっかりしている」と信頼されやすくなります。
特に上司や顧客からの重要なメールに対して早く返答することで、「この人ならすぐに対応してくれる」という安心感を与えられます。
後で返信しようと思うと忘れてしまう場合があるので、メールを受け取ったら内容をすぐ確認し、可能な限りその場で対応するようにしましょう。
④作業内容をきちんと見直す
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、必ず作業内容を見直して凡ミスを防ぐ対策をしています。
この見直しの習慣が精度の高い仕事に繋がるので、周りからの信頼につながっていくのです。
特に焦りや忙しさからほんの数秒の確認を怠ると、小さなミスの見逃しによって大きな問題を引き起こすことにもなりかねません。
「作業が終わった!」と安心して油断するのではなく、作業後は必ず見直しを徹底することでミスのリスクを大きく減らし、結果的に効率のよい仕事の進行につながることで、有能な人と見られやすいのです。
よくある事例としては、書類やメールで誤字脱字やスペルミス、数字の入力間違いがあったりします。
これはどんなに優秀な人でも、ついうっかりやってしまうようなミスです。
ただ、書類やメールのミスは、受け取る側にとっては些細なミスではなく、信頼に関わる問題に映ります。
重要なクライアントへのメールで相手の名前を間違えたり、数字の桁を打ち間違えたりすると、ミスに気づいた後の対応が大変なだけでなく、会社の信用も失いかねません。
こういった凡ミスは、書類やメールを送る前に1度確認していれば防げるようになっています。
優秀な人ほど作業後にきちんと見直す習慣があり、ミスを事前に回避できるので、精度の高い仕事になって周りからの信頼につながるのです。
ちなみに、より精度を上げたいのであれば、作業が終わったすぐに確認するのではなく、一度時間を置いてから見直すと良いですね。
作業が終わったらどうしても気が緩んでしまいますし、作業の疲れで集中力が下がって見逃しが発生しやすいです。
トイレ休憩や飲み物を飲んで一息ついてから再確認した方が、高い集中力で作業の見直しが行えます。
また、頭の中がリフレッシュした状態で確認すると、初めて気づく修正点や改善点が見つかることがよくあるんですよね。
当たり前になっていたミスや不自然な部分を発見しやすくなり、より精度の高い仕上がりにつながるので参考にしてみてください。
⑤時間や期日を守る
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、どんな状況でも時間や期日を守ることができます。
自分の作業スピードやかかる時間をよく理解しており、それをもとに逆算してスケジュールを組むことができるため、無理のない計画で仕事を進められます。
また、仕事を進める優先度を確認できますし、スケジュールに余裕を持たせているので、突然の仕事の追加や予期せぬトラブルにも柔軟に対応できます。
結果的に安定して期日を守れるため、周囲からも安心感と信頼を得られ、有能な人と見られやすいです。
例えば1週間後に提出するレポートがあるとします。
その場合、
・1日目と2日目を使ってリサーチ
・3日目に下書き
・4日目と5日目でレポートを完成
・6日目に確認
というように、作業を行う前に完成までのスケジュールを先に組んでから取り組むと、無理なく作業が進められます。
締切ギリギリにバタバタせず、余裕をもって完成できると自分も安心ですし、上司やチームメンバーにも「しっかり準備して進めている」と思われやすくなります。
他の例としては、突然の緊急案件や作業の追加が発生したときにも、もともと余裕を持った計画を立てていると、必要な分だけスケジュールを調整して対応できます。
あるプロジェクトの納期が1週間後だったとしても、3日前には大まかに完成させておく計画を立てていれば、急な打ち合わせが入ったり新しい仕事が降ってきても焦らずに済みます。
余裕を持ったスケジューリングは、こうした突発的な事態にも強くなり、結果として安定した成果を出せるのです。
時間や期日を守ることは、他人との信頼関係を築くうえで欠かせません。
時間を守ることで、「この人は信頼できる」「約束を守る人だ」という評価がつき、次の仕事の依頼やチームでの重要な役割を任せてもらいやすくなります。
また、仕事のスムーズな進行にも影響し、周囲からの評価や期待も高まるので意識してみてください。
⑥愛想が良くて丁寧
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、相手に対して愛想が良くて丁寧であるため、自然と良好な人間関係を築くのが上手です。
このような人がいることで職場の空気も和み、仕事上のやり取りが円滑に進みます。
また、有能な人ほど人と距離をうまく保ちながらも、親しみやすさを大切にしているため、相手に窮屈な思いをさせずに接することができます。
結果として、周囲も積極的に声をかけやすくなり、報告や相談がスムーズになるので有能な人と見られやすいです。
例えば言いたいことを率直に言うのは大切ですが、言葉に丁寧さが欠けると誤解を生むことがあります。
実際に先輩から仕事のやり方について教えてもらうとき、
「違う、そのやり方じゃダメだ!」
みたいにいきなり否定して厳しく言ってくる人いませんか?
「あなたが言っている事はごもっともなんだけど、言い方どうにかならん?」
って思いますよね。
「そのやり方もいいんだけど、こうするともっと良くなるよ!」
という感じに、話すときに相手の立場や気持ちを考え、少しでも寄り添うような言葉を選ぶだけで、周りも安心して耳を傾けやすくなります。
また、表情や態度に愛想の良さがあると、自然と話しかけやすい雰囲気が生まれます。
例えば上司や同僚がいつも機嫌よく対応してくれると、「こんなこと相談してもいいのかな」と迷うことなく、仕事上の報告や意見を伝えやすくなります。
結果として報連相が円滑になり、チーム全体の効率や信頼関係が大きく向上するのです。
愛想の良さは日々の挨拶や笑顔を意識することから始められます。
また、話すときには「どう言えば相手が心地よく聞けるのか?」という事を少し意識してみましょう。
相手の理解や気持ちに配慮した言い回しを心がけると、無理なく周囲の信頼を得られるようになりますよ。
⑦人の話をきちんと聞き、理解力がある
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、人の話を途中で遮らずにしっかりと聞くことができますし、内容を正確に理解するのが上手です。
また、相手の気持ちをも理解し、その人に寄り添った対応をしてくれます。
この姿勢が話し手に「きちんと話を聞いてくれる」という印象を与え、話す側も自分の考えをまとめやすくなります。
また、相手の気持ちや意図を正しく理解することで誤解が減りますし、適切な対応やフィードバックができるので、有能な人と見られやすいです。
例えば少し説明が苦手な部下が何かを説明するとき、言葉が足りなかったり、分かりづらい部分がどうしてもあったりします。
ただ、有能な人ほど話を最後まで聞いたうえで「つまりこういうこと?」と要点をまとめて確認して返してくれるんですよね。
部下も、「そうです!それが言いたかったんです!」と納得しやすくなります。
こうしたやり取りが続くと、
「この上司には話が通じる」
「なんでも相談しやすい」
という印象を持ち、食場でのコミュニケーションも活性化します。
他には相手の気持ちに寄り添い、意見を尊重する姿勢も持っています。
例えば同僚が仕事で悩みを打ち明けてくれたとき、自分の意見をすぐに押し付けるのではなく、まずは相手の考えをじっくりと聞いてくれます。
この時に、
「それは大変だったね」
「その気持ちわかるよ」
といった寄り添う言葉をかけてくれますし、相手の気持ちをしっかり理解した上で、相手に寄り添ったアドバイスを伝えてくれるので、相手は納得して受け入れてもらいやすくなり、信頼関係も生まれてきます。
途中で自分の意見を言いたくなる気持ちもわかりますが、話を最後まで聞いた方が相手は安心して話せますし、周囲の信頼を得やすくなるので日頃から意識してみてください。
⑧細かく確認してくれる
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、ちゃんと理解できているのか、困っていることは無いのか、細かく確認しながら進めるのが上手です。
例えば新しい業務について部下に教える時、一方的に1から10まで説明する人がいますが、その説明の途中でわからないことがあると、その後の解説が頭に入ってこなくなり、十分に理解できなくなってしまいます。
一気にすべての内容を伝えるのではなく、途中で「ここまでで質問はありますか?」と確認を挟むことで、相手はすぐに疑問を解消できるため、結果的に無駄な時間を削減できてスムーズな業務進行が行えるんですよね。
他の例としては指示や説明をしていると、相手が抱きやすい疑問やつまずきやすい点が自然とわかってきます。
有能な人ほど「ここはみんなつまずきやすいポイントだから注意してほしいんだけど…」みたいに、先にフォローをしてくれます。
こうすることで相手も「ここで悩むのは普通なんだ」と思えますし、誤解や疑問点が1つ消えるので、その後の説明をスムーズに理解しやすくなります。
他の例としては、一度作業を任せたら放置するのではなく、「何か困っていることはないですか?」と進捗状況や疑問点について気軽に確認を入れてくれます。
このような確認をしてくれると、相手が作業中に抱える不安を減らせますし、安心感を与えてチーム全体の雰囲気を良くする要因にもなります。
有能な人ほど細かく確認してくれる気配りさんでもあるので、日頃から意識してみてください。
⑨雑談が上手
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、場を和ませる雑談スキルを持っています。
職場での雑談は相手との距離を縮めるだけでなく、リラックスした雰囲気の中で普段は出てこない本音や業務上の悩み、進捗状況などの情報を引き出すことができます。
また、雑談を通してお互いを深く知ることで、些細なことでも相談しやすくなり、チームの風通しが良くなります。
こうした環境は職場の雰囲気を明るくし、メンバー全員のパフォーマンス向上にもつながるので、雑談が上手な人は有能な人と見られやすいです。
例えば、感謝の言葉を使って、その作業をやってくれているのか確認する場合があります。
「○○さん、この作業をしてくれてありがとう!」
と感謝を伝えることで、相手との距離を縮めるだけでなく、その作業を実際に担当したのが誰なのかを自然に確認することができます。
もしその人が実際に担当していなかった場合でも、
「実は○○さんがやってくれたんですよ!」
と教えてもらえることも多く、チームの状況を把握しやすくなります。
他の例としては、部下や後輩に仕事をお願いするときに、
「無理はしないで、時間があるときで大丈夫だから」
と配慮しつつ伝えると、相手も仕事に対して前向きに受け止めやすくなります。
あまり雑談が上手くない人もいると思いますが、このブログでは「どんな相手でも盛り上がる話し方5選」という記事も投稿しています。
この内容を確認すれば人と会話することを楽に考えられますし、より円滑なコミュニケーションを取れるようになります。
「初対面で何を話したらいいのかわからない…」「職場の人との雑談が苦手だな…」と思うのであれば確認してみてください。
⑩マルチタスクが得意
有能で仕事ができる人の特徴の1つとして、複数のタスクを同時進行でこなす能力、つまりマルチタスクに非常に優れています。
限られた時間を有効に活用し、待ち時間や空き時間を上手に使うことで多くの成果を上げられるので、有能な人と見られやすいです。
例えば電話をしながら資料をチェックし、相手からの情報をメモするといった感じですね。
相手とのやり取りは非常にスムーズですし、電話が終わった瞬間には既に必要な情報がまとめられているため、次のタスクにすぐ移ることができます。
他にはスキマ時間の徹底活用も、マルチタスクの能力があると言えます。
例えば移動中に次の作業の準備を済ませたり、メールの返信をしたりするなど、スキマ時間をフルに活用していますね。
他には、複数の作業を抱えながらも、優先順位をしっかり見極める力を持っています。
どの作業を先に終わらせるべきかを考え、重要度に基づいてタスクを段取りよく進められるので、時間のロスを避けつつ、質の高い成果を出すことができるのです。
実際にマルチタスクができたら作業が効率化できるので、マルチタスクに憧れる人も多いのではないでしょうか?
ただ、電話しながら資料をチェックし、相手の情報をメモするみたいな同時進行は、人によってはかなり難しいことです。
しかし、優先順位をつけたり、スキマ時間を活用するといったことは、あなたの努力次第で実践することができます。
こういう小さな部分からマルチタスクの力をつけていき、効率的に時間を使えるようになっていきましょう。
まとめ
今回は有能で仕事ができる人の特徴を10個解説しました。
報連相やメールへの返信、作業の見直しなど、高い能力が無くても簡単に真似できることがたくさんあります。
これらを少しずつ取り入れて、有能な人と言われるように努力していきましょう。
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