風呂場の壁をみたら黒いカビが生えていて、掃除をやってもすぐに生えてきてしまうなんてことありませんか?
そこで今回は風呂の壁のカビ掃除のやり方と、原因、防止方法についてお伝えします。
風呂の壁のカビ掃除のやり方とは
風呂場の壁と言ったらタイルのようにつるつるしているものと、
モルタルのような白くガサガサしている壁があります。
その両方の壁にも使える掃除のやり方を紹介します。
☆壁のカビの掃除のやり方☆
○必要なモノ
・塩素系カビ取り洗剤
・ローラー印毛
・ペンキを流し込む皿
・雑巾
・マスク
・手袋
ローラー印毛は量販店の「ペンキコーナー」に行き、小さいローラー刷毛を買ってきます。
100均にもあります。
その隣にペンキを流し込む皿があるのでそれも買ってきます。
○カビの掃除方法
①換気扇や窓を開け換気をします。
カビ取り剤を使用するため換気は必ず行って下さい。
②雑巾で壁についた水分を拭き取ります。
余計な水分があるとカビ取り剤が薄くなったり、密着しにくくなってしまい十分な効果が得られなくなります。
③ペンキを流し込む皿にカビ取り洗剤を入れます。
少なめに出しておいて足りなくなるようならその都度足しましょう
④ローラー印毛にカビ取り洗剤を付けます。
液だれしない程度につけます。
⑤壁にローラーを使ってカビ取り洗剤を塗り、10分ほど待つ。
カビ取り剤は空気中の二酸化炭素に触れると効果を発揮して化学変化をおこし、
カビ組織を分解、菌糸に含まれる「メラニン」などの色素を漂白してくれる力を持っています。
効果が表れるまで時間がかかるので少し待ちます。
またここではゴシゴシこすらないようにしましょう。
傷がついてしまい、そこにカビの菌が入り込んでまた再発する恐れがあります。
⑥シャワーの水で流します。
カビ取り洗剤は刺激が強いため長時間放置しておくと壁の材質を痛めることがあるので、
水でよく洗い流しましょう。
⑦あまり取れていなかったら①~⑥を繰り返す。
何度やっても黒い汚れが取れない場合はカビではなく、
カーボンやホコリの汚れで黒くなっている場合があります。
その時は浴室用の洗剤や、クレンザーを使って落としてみて下さい。
カビ取り洗剤は刺激が強い洗剤なので手や顔に付かないように注意して扱って下さい。
天井・床の掃除のやり方も紹介しています。
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風呂場のカビの原因とは
カビなどの雑菌、細菌が繁殖するには「温度」「水分」「栄養(人間の皮脂や垢など)」が必要とされています。
カビが発生しやすい温度は20~30℃と言われていて、
特に25℃前後で活動が活発になります。
そう考えると閉め切った風呂場は30℃近くまで温度が上がることがあり、
湿度も80%~100%といわれていて、カビが繁殖するには最適の場所になっている事が原因の一つです。
また風呂場を使った後の換気が十分に出来ていないため湿度が高い状態が続いてしまったり、
体を洗った時の石鹸カスが跳ね返ったり、十分に洗い流せていなかったりして
カビが繁殖しやすい環境が全部揃っているので風呂場は一番カビが繁殖しやすいのです。
風呂場のカビの防止方法とは
壁を綺麗にしたのならその状態を少しでも長く維持したいですよね。
そこでカビの防止方法についてお伝えします。
☆カビの防止方法
○入浴後にお湯を入れたままにする場合にはふたを必ずする。出来れば水をすぐ抜く。
お風呂の湯気に乗ってカビの菌は天井や壁に着きます。
できるだけ湯気がいかないようにふたをしておきましょう。
○お風呂からあがるときに、浴室全体(天井にも)に温水(42~45℃)をかけて、そのあと冷水シャワーをかける。
温水をかけることで石鹸カスやシャンプーの泡(人間の皮脂や汚れ)を洗い流します。
そのあと冷水をかけることで浴室内の温度を下げることができて高温多湿を避けることができます。
○タオルで壁や天井の水分を軽く拭く
水分が残っているとカビが繁殖しやすくなるためできる限り拭いておきましょう。
○換気扇を点け、窓や風呂場の入り口を開けておく
風呂場に残った水分や湿気を飛ばします。
できれば24時間換気をしておくとカビが発生しにくくなります。
「温度」「水分」「栄養」この3つがあるとカビが繁殖する原因となってしまうので、
この条件をいかに減らせるかが重要になってきます。
大変かもしれませんが後で後悔する前にやっておきましょう。
まとめ
今回は風呂の壁のカビ掃除のやり方と、原因、防止方法についてお伝えしました。
カビは高温多湿になりやすい梅雨の時期の多いです。
今のうちから対策をしっかりとやって後から大変なことにならないようにしていきましょう。
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