風呂を長い間使っていると床に黒ずみが付いたりして、掃除してもなかなか取れない!
ということがありませんか?
そこで今回は、
・風呂の床の黒ずみを掃除する方法
・黒ずみの原因
・黒ずみの予防方法
についてお伝えします。
風呂の床の黒ずみを掃除するには?
最近の集合住宅などのお風呂はユニットバスのお風呂になっていて、
その洗い場は、プラスチックのような乾きやすい床になっていますが、
長年使っていると、黒ずみがついてしまい、掃除してもなかなか取れなくなってしまいます。
なので頑固な黒ずみでも落ちる方法をお伝えします。
☆床の黒ずみの掃除のやり方☆
準備するもの
・サンポールなどの”塩酸系”洗剤
・ティッシュ
・ラップ
・スポンジ、ブラシ
やり方
①ティッシュを落としたい黒ずみの上に敷き、塩酸系洗剤をつける。
そのまま洗剤をつけると、黒ずみ以外の所に流れてしまい、効果が薄くなります。
②その上からラップをかける。
ラップをかけることで密着して汚れに浸透しやすくなります。
③2~3時間そのままの状態で放置。
汚れを浮き上がらせるまで時間がかかります。
④ラップとティッシュを剥がして、スポンジやブラシで汚れを落とす。
浮き上がった汚れをこすって綺麗にします。
ポイントは2~3時間という長時間洗剤をつけて放置というところです。
化学反応によって汚れを浮き上がらせるのですがすぐには効果が出ません。
時間が長いですが、気長に待ちましょう。
注意するところは、塩酸系洗剤を使っているので、カビキラーなどの塩素系洗剤と同時に使用することは避けましょう。
(有害なガスが出ます。混ぜるな危険です。)
そもそも風呂の床の黒ずみの原因は何?
長年使っていると出てくる黒ずみですが、黒ずみの原因は知っていますか?
それは、水に含まれるマグネシウムなどと、髪や体を洗った時に出る石鹸カスが結合して、
長年蓄積されたものが黒ずみとして出てきます。
この黒ずみの汚れはアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤で落とすのがセオリーです。
カビキラーやオレンジ系の洗剤はアルカリ性の洗剤なので、
アルカリ性の汚れにアルカリ性の洗剤を使っても効果はありません。
そのため掃除のやり方をお伝えするときは、酸性洗剤を使おうと言っています。
軽度の黒ずみならお酢や、クエン酸溶液などでも落とすことができるので、試してみてはどうでしょうか?
風呂の床の黒ずみを予防するには?
黒ずみの原因は石鹸カスです。
ということは、石鹸カスが残らなければ黒ずみは出てきにくいということになります。
どうしたら石鹸カスを残らないようにできるかというと、
・お風呂から出た後は、温水で壁や床を洗い流す。
・石鹸ではなく、ボディソープを使用する。
・定期的に掃除をする。
ということを行えばいいです。
なぜ温水で壁や床を洗い流すのかというと、
髪や体を洗うと周りに泡が飛び散ります。
それを洗い流さずにそのままにしてしまうと固まって石鹸カスになり、なかなか取れない頑固な汚れになってしまいます。
冷水よりも温水の方が汚れが落ちやすいので、お風呂から出るときは綺麗に石鹸カスを洗い流しましょう。
なぜ石鹸ではなくボディソープを使うのかというと、
ボディソープのような合成洗剤よりも、石けんの方が石鹸カスを作りやすく、
黒ずみの他にもカビの栄養源になってしまうのでボディソープにしましょう。
定期的に掃除ということは汚れが目に見えてからでは遅いので、期間を決めて掃除をやります。
週に1回でもいいです。汚れが薄いうちにやっておけば後々大変な思いをしなくてよくなります
まとめ
今回は、
・風呂の床の黒ずみを掃除する方法
・黒ずみの原因
・黒ずみの予防方法
についてお伝えしました。
天井の掃除のやり方はこちら!
壁の掃除のやり方はこちらで紹介しています!
きれいさっぱり掃除をして気持ちよくお風呂を使えるように日々の努力を惜しまずやっていきましょう。
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