8月13日~8月16日はお盆となっていますが、
友人やお世話になった人が、初盆を迎える方もいらっしゃることでしょう。
できればお墓やお宅に伺い、遺族の方にご挨拶をしたくても、
どうしても行くことのできない理由があり、お供え物だけでもと思っていませんか?
でも何を、いつまでに、どのように送ればいいのかわからないですよね?
そこで今回は、初盆のお供え物でおすすめの物と、送る時期、のしの書き方についてお伝えします!
初盆のお供え物でおすすめの物とは?
友人、知人、お世話になった人への初盆のお供え物として持っていく、
もしくは送るのなら何がいいのでしょうか?
おすすめの物をいくつか見てみましょう!
○線香
御仏壇やお墓などでも使える線香ですが、最近ではろうそくとセットで売られていたり、
香り付きの線香などが売られています。
しかし、初盆・お盆には線香というふうに定番となっているので、
他の方から貰いすぎて迷惑になってしまったり、
線香の香りがあまり好きじゃないという方もいます。
線香を送ってもいいですが、できれば別の物の方が良いですね。
○お花
お花はどのような行事でも喜ばれるものです。
お盆にお花を持っていくならトゲがある花や、匂いが強い花はやめるようにしましょう。
紫色の花には仏教でもお経をあげるという意味もあり、いくつか入れておくと見た目がパッとよくなります。
お花屋さんでお供え用で作ってとお願いすると、色や種類などバランスよく合わせてくれるのでおすすめです(^o^)
お花と一緒にメッセージカードをつけてもらうのも良いですよ!
「追悼の想いを込めて。○○○○(名前)」
というような短いメッセージだけでも十分に気持ちが伝わりますし、
遺族にとっても大変ありがたいことなのでおすすめです。
○お菓子
こちらも定番で、お供えした後に身内で分けることができるので大変喜ばれます。
この時期に人気なのはゼリーや水ようかんなどの冷菓の詰め合わせです。
他にはおせんべいやお饅頭、クッキーなどでも大丈夫です。
ただお盆の時は暑いので、日持ちするものを選ぶようにしましょう!
○果物
お店に行くと果物の詰め合わせが売っているのでそれをお供え物としてあげるのもいいでしょう。
ただ地域によっては果物の詰め合わせ、盛り合わせで贈る場合は数を奇数にするというマナーがあるそうです。
セットで売っているものは奇数になっていますが、地元特産のものを送ったりするときには気をつけましょう。
注意してほしいのは、亡くなられた方の生前好きだった食べ物をお供えすることです。
残された遺族にとってはこれが拷問みたいに感じる方もいらっしゃいます。
あんなに好きだったものが、もう食べることはできないんだ…と思ってしまったり、
その食べ物を見ると一緒に楽しく食事していた時を思い出し、苦しめてしまうからです。
特にまだ1年も経っていない初盆でのお供え物なので相手の気持ちを考えて選ぶようにしましょう。
お供え物の相場としては3,000円~5,000円であまり高くなり過ぎないようにしましょう。
また初盆は御仏前として現金を渡す習慣があります。
こればかりは直接お宅に行く場合のみで大丈夫です。
相場は3,000円、5,000円、1万円となっています。
葬儀に参列したときに包んだ金額の、半分~3分の1くらいにするという考え方もありますね。(*^_^*)
初盆のお供え物を送る時期は?
一般的にお盆の時期は8月13日~8月16日となっていますが、
お供え物を送る時期としてはいつがいいのでしょうか?
基本的にはお盆の前には送っておかないといけないので、
8月10日前後に送るのがいいですね(*^_^*)
8月13日~8月16日の間で送ってしまうと、お経を上げてもらっている時にお供え物が届いたりしてしまい、
大変ご迷惑をかけてしまいますので、その前に必ず送るようにしましょう。
送った相手の方も他の方からたくさんのお供え物を貰ったりするので、
お返しにも時間がかかります。
8月10日前後に届けば相手のご迷惑にもなりませんのでちょうどいいタイミングと言えます!
初盆のお供え物につけるのしの書き方
お花をお供え物として送るときは、のしは不要です。
お供え物を送るときは、のしをつけることがマナーとなっています。
しかし、のしのどのようなことを書いたらいいのかわかりませんよね?
なので、ここでしっかりとのしの書き方を確認しておきましょう!
(これから説明する部分の名称です!)
まずはどの水引使うのか選びます。
初盆の時に使う物は、結切りと言われるものを使います。
(画像では青っぽくなっていますが黒白と思って下さい(^_^;))
固く結ばれ簡単に解けないことから、一度きりであって欲しい場合に用いる形式です。
色は地域によっても違いがあり、
関東では黒白の水引、関西では黄白の水引を使います。
(初盆の時は黒白を使います)
水引の本数ですが、5本もしくは7本のものを使いましょう。
仏教の場合は蓮入りを、蓮の無いものは宗教問わず共通で使うことができます。
のしと言われるものは、のしあわびの略で、縁起物として添えられていましたが、
今回の場合は、のしが付いていないものを選びましょう。
選んだところで次は表書きを書いていきます。
表書き(上書き)の方には、「御供」・「御仏前」のどちらかを書き、
表書き(名入れ)の方には、表書き(上書き)よりも少し小さい文字で自分の名前をフルネームで書きましょう。
夫婦で出す場合は、夫の名前をフルネームで書き、妻の方は名前だけを夫の名前の左側に書きます。
最近では印刷できるようになっていますが、手書きで書くときは毛筆か筆ペン、サインペンで書くようにしましょう。
ボールペンや鉛筆などはNGです!
のし紙を書いたならお供え物につけますが、直接持参しての手渡しなら、普通にのし紙をつけてもらっていいですが(外のしと言う)、
郵送で送りたいという時は、のし紙に傷が付いてしまうので、その外側を保護するように紙で包むようにしましょう(内のしと言う)。
まとめ
今回は、初盆のお供え物でおすすめの物と、送る時期、のしの書き方についてお伝えしました!
初めて経験する方は何が何だかわからないところもあるかもしれませんが、
どうしたらいいのか少しずつ理解していきましょう!
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