「お食い初め」は生後100日目頃に食べ物に困らない事、また、歯が生えるほど成長したことを祝うために食べ物を食べるマネをさせる儀式として行われています。
そのお祝いの料理として赤飯を作ろうと考えているかと思いますが、作り方がわからないと悩んでいませんか?
そこで今回は、お食い初めの赤飯を炊飯器を使って簡単に作るレシピと、お食い初めの儀式のやり方や順番についてご紹介します!
お食い初めの赤飯を炊飯器で作るレシピは?
お食い初めのお祝いの料理として赤飯を作りたいと考えているかと思いますが、1つ注意してほしいことがあります。
ほとんどの人が勘違いしているのですが、赤飯には小豆を使わないでささげ豆を使うのが本来の赤飯という事です。
なぜ赤飯に小豆ではないのかというと、茹でて赤水を作る時に小豆の場合だと胴体の中央で割けてしまうことが多く、腹を切るのに似ているため、お祝い事のお赤飯には向いていないと言われています。
なので、ささげ豆を使った赤飯の作り方をご紹介しますので早速チェックしていきましょう!
(特に風習を気にしないという人は小豆でも同じ作り方で作ることができますよ!)
お食い初めの赤飯の作り方!
・もち米 2合
・ささげ豆 70g
・ごま塩 適量
・水 800㏄
[作り方]
①もち米2合を洗う
もち米を洗った後はザルにあげて水気を切りましょう。
②鍋にささげ豆70gと、かぶるくらいの水を入れ火にかける
ささげ豆を使う前に1度水で洗いましょう。
水を入れたらすぐに火をかける事がポイント!
③沸騰して2~3分経ったらザルにあげて、茹で汁は捨てる
④次はささげ豆と水800㏄を入れて火にかける
⑤煮立ったら弱火にして蓋を閉めて30分ほど煮る
⑥ささげ豆と煮汁を分ける
ささげ豆は乾燥を防ぐためにお皿に移してラップをしておきましょう。
煮汁はこの後使うので冷めるまで待ちます。
待っている間に酸化して色が赤くなりますが、これが赤飯の赤みの素になります。
⑦炊飯器にもち米、ささげ豆、煮汁を加えて炊飯する
煮汁の量はおこわのメモリに合わせて入れたら残りは捨てて良いです。
30分おいてから炊飯のスイッチを押すとより美味しくなります。
⑧炊き上がったらご飯をほぐして器に盛り付け、ごま塩をふりかけたら完成!
見た目的にも小豆よりもささげ豆を使った方が赤みの具合が丁度よく、豆が潰れることも少ないのでおすすめです。
ちなみにこちらではお食い初めにおすすめのあさりのお吸い物の作り方もご紹介していますのでチェックしておきましょう!
あさりのお吸い物の簡単な作り方!砂抜きの方法と急いでやる方法は?
お食い初めのやり方と順番は?
お食い初めを初めて行うとなるとどのようにやったらいいのかわからないですよね。
まずは、お食い初めに必要な物からご紹介していきます。
大きく分けて5品料理、鯛・お吸い物・赤飯・煮物・香の物を準備します。
○食器
漆器や素焼きのもので男の子の場合は全部が朱塗り、女の子の場合は外側が黒塗りで内側が朱塗りの物が基本です。
しかし、どうしても準備するのが難しい場合は普通の食器でも大丈夫です。
○歯固めの石
赤ちゃんに歯が丈夫に生えることを願うために行う儀式で使います。
神社に行ってお宮参りの時にもらうのが一般的です。
もしも無い場合は近くで拾ってきた石でもいいですが、良く洗い熱湯などで消毒するようにしましょう。
必要な物を準備したらお食い初めの儀式をやっていきます。
お食い初めの順番としては、
↓
②お吸い物
↓
③ごはん
↓
④お魚
↓
⑤ごはん
↓
⑥お吸い物
↓
⑦①~⑥を3回繰り返す
↓
⑧歯固めの儀式
この順番で赤ちゃんに料理を食べさせるのですが、実際にはまだ食べることができませんので、口元まで持ってきて食べさせるマネをしてあげるだけで大丈夫です。
歯固めの儀式のやり方は、箸の先を歯固め石に軽くあてて、「石のように丈夫な歯が生えてきますように」と願いを込めながら赤ちゃんの歯茎にちょんちょんと当ててあげましょう。
注意点としては、直接歯固め石を歯茎に当てることは誤飲の恐れもありますのでやめるようにしましょう。
儀式終了後は記念に写真を撮ったり、作った料理を一緒に食べたりしましょう。
使用後の歯固め石は神社の境内などにお返しすると良いでしょう。
まとめ
今回は、お食い初めの赤飯を炊飯器を使って簡単に作るレシピと、お食い初めの儀式のやり方や順番についてご紹介しました!
子供の成長を祝えるように美味しい赤飯を作りましょう!
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