暑い時期が続くと体から力が抜けるような感覚になって動きが鈍くなり、なかなかやる気も起きないので仕事やスポーツの面で影響が出てきますよね。屋内では暑さ対策ができますが、外にいる時はなかなか暑さ対策をすることができません。
だったら暑さに強くなればいいじゃないか!!!
ということで今回は、暑さに強くなるためのトレーニング方法と食べ物、どうしても暑い時に効果的に冷やす場所をお伝えします!
暑さに強くなるためのトレーニング方法とは?
始めに言っておきますが、暑い時はどんな人であろうとパフォーマンスは低下します。細かく原因を突き詰めると、
・体温上昇による身体の筋肉、臓器などのあらゆる機能の低下
・発汗による水分不足とミネラルバランスの悪化
これらにより暑い時に体から力が抜けるような感覚に陥ってしまいます。
人間は体温が上昇すると、汗をたくさんかいて体を冷やそうとします。しかし、汗をかく量は個人差があり、なかなか体の熱を放熱することができない人もいます。そのような人たちは日頃から汗をかくということをしていないので、急に暑いところに行ってもなかなか汗がかけずに暑さにやられてしまうということが多いのです。暑熱馴化と言いますが、暑い中で少しずつ体を慣らしていくことで汗をかきやすくすることができます。暑い中での軽い運動やエアコンに頼らない生活、十分な水分補給をすることで暑さに強い体にしていくことができます。厳しい環境の中で長い間その身を置けば、次第に慣れてくるというような感じですね(^o^)
しかし、暑さに強くなるトレーニングをしたとしても、その時の疲労が抜けないと蓄積し、結果として暑さにやられてしまいますので、暑さに強くなるためには疲労回復も重要になってきます。疲労回復には栄養が欠かせませんのでどんなものを食べればいいのか次で確認しましょう!
暑さに強くなるための食べ物とは?
暑さに慣れるトレーニングだけやっても身体はなかなか暑さに強くなりません。実際に毎日外で激しい運動をしている人でも暑さに弱い人はいます。でもみんながみんな暑さに弱いわけではありません。日頃から食べているものでも暑さ耐性が付き、疲労回復が早まるので食事は重要になってきます。それでは早速、暑さに強くなる食べ物をご紹介します!
○ニンニク・唐辛子
ニンニクと唐辛子には食べると発汗作用があります。あまり汗をかけない人は発汗体質改善ということでニンニク、唐辛子が入った料理を食べると良いでしょう。
おすすめの料理としては台湾ラーメンですね!台湾ラーメンにはニンニク、唐辛子はもちろんのこと、夏バテにも効果のある豚肉のひき肉とニラ、長ネギなどが入っていますので、暑さに強くなるにはうってつけの料理です。豚肉やニラ、長ネギがなぜ夏バテに効果があるのかはこちらを見てもらえればわかります。
夏バテ予防に豚肉がいい理由は?効果を高める食材とレシピも紹介!
○牛乳
牛乳を飲むと暑さに強くなるとよく言われています。なぜかというと、運動後に牛乳のタンパク質を摂取することで、アルブミンという水分を引き付ける働きのある物質が合成されます。するとアルブミンは水分を血液中に集めるので血液量が増えます。暑い時は体表に近い毛細血管などを広げて血流を増やし、皮膚に熱を集めて発散させる仕組みがあるのですが、血液量が増えるとより効率よく熱を逃がしてくれるので牛乳を飲むと暑さに強い体を作ることができます。
○梅干し、柑橘類
梅干しや柑橘類にはクエン酸が多く含まれています。主に酸っぱいと感じる成分ですね。クエン酸には疲労回復の効果があり、疲労物質である乳酸を分解してくれます。夏バテ予防にも効果がありますので、積極的に食べていきましょう。梅干しについて詳しく解説していますので、あわせて読んでもらうと非常に役立ちます。
夏バテ対策で梅干しが良い理由は?似た効果の食べ物とレシピも紹介!
暑い時冷やす場所とは?
暑さに強くなると言ってもさすがに限界があります。暑さのせいでふらついたり、気分が悪くなる場合は熱中症と考えられますので、すぐに横になり、体を冷やすことが重要になってきます。もしそのような場面に出くわした場合、体のどこの部分を冷やしたら効率よく体温を下げられるのでしょうか?
体を冷やす時の基本は太い血管が通っている所を冷やすことが大事です。脇の下、首、脚の付け根といった場所には太い血管が近くを通っているのでここを冷やすと効率よく体温を下げることができます。よく額に氷をのせている人もいますが、体温を下げたいのであれば、あまり効果はありません。風邪を引いた時にも、この体を冷やす方法は使えますので覚えておきましょう!
まとめ
今回は、暑さに強くなるためのトレーニング方法と食べ物、どうしても暑い時に効果的に冷やす場所についてお伝えしました!
食事はすぐに改善できますが、急にトレーニングをすると体がついていきませんので、少しずつやっていくようにしましょう。
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