潮干狩りシーズンでたくさんのあさりを取ってきたはいいけど、砂抜きの方法がよくわからないと悩んでいませんか?
そんなあなたのために、あさりの砂抜きの方法をまとめてみました。
アサリが開かない時の対処方法や保存方法も書いてあるので参考にしてみてください。
あさりの砂抜きの方法とは?
まず、あさりの砂抜きに必要なものをご紹介します!
・水 1リットル
・塩 30g
・あさりを入れる平たい容器
・ざる
(水と塩の量は容器の大きさによって変わります)
ここで1つポイントですが、砂抜きする時はできるだけ潮干狩りをしてきた場所の海水を使用するのがおすすめです。
もちろん上記の分量で海水を作ることもできますが、住み慣れた場所の海水の方が口を開きやすく、アサリの砂の吐き具合が良くなるんですよね。
アサリの量にもよりますが、2Lのペットボトル2本分くらいの海水を持ち帰ってくると十分でしょう!
ボウルに水を溜めてアサリを洗ってしまうと、海水ではないのでアサリが弱ってしまい、砂抜きが上手くいきにくくなります。
水が溜まらないように、必ずざるを使用して流水で洗うようにしましょう。
②爆弾(中身が空・砂ぎっしりの貝)を選別する。
見た目は普通のアサリでも、中が空だったり、砂がぎっしり詰まった通称「爆弾」と呼ばれるアサリがある可能性があります。
これが間違えて味噌汁や酒蒸しなどに紛れてしまうと、もう台無しです…
これを見分ける方法は非常に簡単で、平たい広めの容器の上に、アサリが割れない高さ(20㎝ぐらい)から容器の上に落とすだけ!
落とした時に泥水がぶわっと出てきたりすると、落としたアサリの中に爆弾が混じっているので、チェックして選別していきます。
③アサリをバットなどの平たい容器に、できるだけ重ならないように置く
バットなどの平たい容器に置くのも良いですが、できれば穴が開いた水切りバットを置くと、吐いた砂が下に落ちていき、再び砂を吸い込むことが無くなるのでおすすめです。
食器の水切りかごでも応用できますし、100均やホームセンターなどに売ってあるので、無い場合はチェックしてみましょう。
④海水もしくは自作海水を頭が少し隠れる位まで入れる。
海水が多すぎると貝は窒息死してしまうので、少し隠れるくらいにするのがポイント!
自分で海水を作る場合は、塩30gを水1リットルに溶かし、塩水を作りましょう。
⑤新聞紙をかけて2~3時間暗いところに置く。
冷蔵庫に入れると、温度が低すぎて砂を吐きません。
常温で砂抜きするようにしましょう。
⑥砂抜きしたらざるに入れて流水で砂を洗い流す。
⑦もう1度爆弾(中身が空・砂ぎっしりの貝)が入っていないか選別する。
⑧確認出来たら砂抜き完了!
ちなみに、自分で海水を作って砂抜きをするときは、鉄卵や釘を入れると砂を良く吐くと言われています。
諸説あって定かではありませんが、一説には、海水には鉄イオンが含まれているので、鉄を入れて海水に近づけることで、アサリが元気良く呼吸して砂を吐きだすようです。
昔からある生活の知恵の一つと考えて、興味のある方は、試してみられるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、この方法だと砂抜きに時間がかかりすぎてしまうのが非常に難点…
おいしくいただくためにも、しっかりと砂抜きをしたいところですが少しでも時間が短くなる方法があれば…
と思ってしまいますよね?
そこで試してほしいのが50℃のお湯を使った砂抜き方法です!
この方法で砂抜きをすると、なんと15分で完了するだけではなく、
加熱してもぷりぷりのまま、身も縮むことなくできるオマケつきです。笑
・45~50℃のお湯
・あさりを入れる平たい容器
☆砂抜きの方法
①泥や砂で汚れているのでアサリの表面を流水で洗い流す。
ボウルに水を溜めてアサリを洗ってしまうと、海水ではないのでアサリが弱ってしまい、砂抜きが上手くいきにくくなります。
水が溜まらないように、必ずざるを使用して流水で洗うようにしましょう。
②爆弾(中身が空・砂ぎっしりの貝)を選別する。
見た目は普通のアサリでも、中が空だったり、砂がぎっしり詰まった通称「爆弾」と呼ばれるアサリがある可能性があります。
これが間違えて味噌汁や酒蒸しなどに紛れてしまうと、もう台無しです…
これを見分ける方法は非常に簡単で、平たい広めの容器の上に、アサリが割れない高さ(20㎝ぐらい)から容器の上に落とすだけ!
落とした時に泥水がぶわっと出てきたりすると、落としたアサリの中に爆弾が混じっているので、チェックして選別していきます。
③アサリをバットなどの平たい容器に、できるだけ重ならないように置く
バットなどの平たい容器に置くのも良いですが、できれば穴が開いた水切りバットを置くと、吐いた砂が下に落ちていき、再び砂を吸い込むことが無くなるのでおすすめです。
食器の水切りかごでも応用できますし、100均やホームセンターなどに売ってあるので、無い場合はチェックしてみましょう。
④貝が隠れるまでお湯を入れ、15分間放置する。
お湯を入れると濁り始め、あさりは殻から顔を出して勢いよく水を吹き出します。
濁りがあまりにもひどいようなら途中でお湯を入れ替えてかき混ぜて下さい。
栄養やうま味成分はそのまま保てますので、心配はありませんよ。
あさりの砂抜きをしているのに開かない…
砂抜きをしているのに貝が開かないときがあります。
その時は、以下の事が原因かもしれません。
1、塩水の温度が低い
塩水の温度が低いと貝の動きが鈍くなり、口を開けてくれないときがあります。
目安は常温20度がいいです。
2、水道のカルキが多すぎる
お住まいの場所によって水道のカルキの量は違ってきます。
もし多いと口を開けてくれないときがあるので、1日外に水道水を置いておいてカルキを飛ばします。
そのあとに食塩水を作りましょう。
3、貝が死んでいる
他の貝は開いているのにいくつかの貝が開かない。
その貝は死んでいます。
半開きになっているものは触ってみて確認、貝を閉じたら生きています。
砂抜きが終わったら閉じているものは捨ててしまいましょう。
貝が開かないという以前に水が白濁して濁り、異臭がしてる時があります。
その時は貝が痛んでしまっているので絶対に食べないようにして下さい。
あさりの保存方法は冷凍がいい
貝類は痛むのが早いです。
しかし一度に食べきれない時は保存をしますが、冷蔵よりも冷凍をおすすめします。
○冷凍保存のやり方
①砂抜きをしっかりとする。
②水で洗い、よく水気を拭いて冷凍パックに入れて、冷凍庫へ
※殻に水気があるまま冷凍すると、貝同士がくっついて割れやすくなります。
※できるだけ貝同士が重ならないようにして空気を抜き保存しましょう。
※冷凍保存期間は、約1ヶ月です。
冷凍したあさりを使う際には解凍せず直接調理してください。
先に解凍してしまうと加熱しても貝が開かなくなってしまいます。
調理する際は一気に加熱調理した方が痛まないですし、(自然解凍は×)
酒蒸しのように煮て調理する場合は、沸騰した状態で入れると開きやすいですよ!
まとめ
砂抜きはちゃんとしておかないと食べたときの
ガリッ…
というのに何度もあってしまうので、
おいしく食べるためにもちゃんと砂抜きをしておきましょう。
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