6月になると、札幌で行われるYOSAKOIソーラン祭りに参加される方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はYOSAKOIソーラン祭りの歴史を知ったうえで、
参加する時の注意事項についてお伝えします。
YOSAKOIソーラン祭りの歴史とは?
YOSAKOIソーラン祭りは、高知県の「よさこい祭り」をルーツに1992年、
よさこい祭りの「鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」をミックスして誕生しました。
色とりどりの衣装を身にまとい、鳴子を手にした踊り子たちが、ソーラン節のメロディに合わせて踊る、
そのあふれるエネルギーで、街中が祭りの熱気に包まれます。
チームのオリジナリティあふれる演舞が魅力のYOSAKOIソーラン祭り。
そんな祭りの基本ルールはたったの2つ。
① 手に鳴子を持って踊ること
② 曲にソーラン節のフレーズを入れること
それ以外は、踊り・曲・衣装などはチームの自由となっています。
第1回は参加10チーム1000人、観客動員20万人で始まった祭りは、
北海道内外から日本全国、海外などにも広がり、今では約270チーム27000人の参加者と約200万人の観客が集う祭りへと成長しました。
かれこれ20年以上も続いている歴史ある大きなお祭りですので、人が多く集まります。
そうなってくるとトラブルも多くなってきてしまいます。
そうならないためにも参加者ひとりひとりがルールを守り行動していく必要があります。
次の章では参加者が気をつけるべき注意事項についてお伝えします。
祭りの参加者が気をつけるべき注意事項は?
ネットで検索すると「よさこいソーラン祭り 嫌い」だとか「迷惑」とか「問題点」など、多く検索されています。
これはやはり観光客や参加者のマナーが悪いために、地元の住民が怒っているということになります。
これだけ歴史のある大きなお祭りなのに、批判的な意見があるのは見逃すことはできないでしょう。
参加させて貰っているのならなおさら、批判的な意見を持っている人にも楽しんでもらえるように、
まずは参加者側から注意していき、意見を変えていきたいものです。
なので参加者が気をつけるべき注意事項を5つまとめてみました。
①移動や休憩中は思っている以上に見られていることを意識しよう!
会場から別の会場までは離れているところもあり、電車や徒歩で移動することになります。
しかし会場以外は日常の生活空間と変わりはありません。
電車で大きな声で話したり、私有地(住宅の敷地内)を無断で通ったり、住宅の前にたむろして休んでいたり…
中には「道を開けろ」などと威圧的な態度を取る人もいるそうです。
こういう祭りのときは気分が舞い上がっているため注意力が低下していて、いつもできていることができなくなります。
近隣の方に迷惑なので注意しましょう。
②人混みが多いところでは走っちゃダメ!!
よさこいソーラン祭りは約200万人の人が来る大きな祭りです。
そうなると会場付近は人で溢れかえっています。
そんな中で急いでいるからと走ったりすると通行人とぶつかってケガをしてしまうことも…
時間にゆとりを持って行動しましょう。
③トイレの1人占めはダメ!!
祭り会場の周辺のビルやコンビニなどのトイレは、参加者だけではなく一般の方も使っています。
次の人のことを考えて綺麗に使いましょう。
それとトイレの中で着替えたりする人もいますが、1人占めは多くの人に迷惑がかかるので絶対にやめましょう。
④練習時の迷惑行為にも注意!!
舞台で演武する前にはみんなで練習をしたりすると思いますが、騒音、路上駐車、ごみの放置がないように十分に配慮しましょう。
また早朝や深夜の屋外での練習は大変迷惑です。
周囲の状況、時間帯をしっかりと確認して練習を行いましょう。
⑤ごみのポイ捨て、放置をしない!
よくあるのがタバコのポイ捨て、給水後のペットボトルやお弁当の空などをその場に捨ててしまうことです。
ちゃんと捨てる場所に捨てているのならまだしも、その場に放置ということはあり得ません。
放置したごみは誰が片付けますか?
ボランティアの方や近隣住民の方ですよね?
こんなことが多くあるから批判的な意見が多い原因のひとつです。
基本的には自分が出したごみは自分で持って帰るのが常識なので気をつけましょう。
どれも基本的なことばかりです。
少し自分の意識を変えて行動すれば必ずよくなって批判的な意見もなくなります。
ひとりひとり注意していきましょう。
よさこいソーラン祭りはニコニコ動画でも配信!
よさこいソーラン祭りに参加するんだし、家族や親戚、親しい友人にも見てもらいたいという方も多いのではないでしょうか?
しかし現地に行くと人が多くてツラいという方もいると思います。
そんな方のために、ニコニコ生放送でもよさこいソーラン祭りを見ることができるようになっています。
ニコニコ生放送を見るには無料の会員登録が必要となってしまいますが、
現地に行くのがツラいという人や、遠く離れている人にはありがたい仕組みです。
また、タイムシフトという機能を使えばその時間に見ることができなくても空いた時間に見ることができる機能があります。
簡単にいえば予約録画みたいなものですね。
テレビでも放送しているところもありますが、編集されているのでリアルタイムで見ることができず、期間も空いてしまいます。
それと比べるとニコニコ生放送はリアルタイムで自宅に居ながら見ることができるのでおすすめです。
まとめ
私が今回伝えたかったのは注意事項です。
参加するうえでひとりひとりがマナーを守ることができればもっとこのお祭りはよくなって、もっと大きくなると思います。
まわりに迷惑をかけないように行動していきましょう。
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