昨日のご飯を食べてからなんか体調が良くないなんてことありませんか?
もしかするとその症状は食中毒かもしれません。
そこで今回は食中毒の症状と、その対処法、治るまでの期間をお伝えします。
食中毒の症状で嘔吐と下痢以外では何がある?
食中毒という言葉を良く聞きますがどのような症状が出るのか知っていますか?
もしかすると今あなたに起きている症状は食中毒によるものかもしれません。
食中毒だった場合に起こる症状を解説していきます。
食中毒は嘔吐、下痢、腹痛、発熱、しびれなどの症状がでます。
原因となるウイルスや細菌が体内に侵入することによる発熱、
消化器官の中で細菌やウイルスが増殖し胃腸の機能が低下することによる嘔吐や下痢、腹痛、
フグ毒やキノコ毒などの有害物質によるしびれ
などの症状があります。
しかしほとんどの場合は嘔吐、下痢、腹痛の症状が出てきます。
食品を食べて症状が出るまでの潜伏期間は、原因となる細菌や、どのくらいの量を食べたかによって異なります
食べてから0.5時間~8日まで細菌や個人差によって潜伏期間も異なります。
また下痢だけの人や、腹痛だけの人など食中毒とハッキリしないような症状の人もいるので素人では見分けは難しいです。
食中毒と思われる症状の対処法
1章でも伝えたとおり下痢だけの人や、腹痛だけで食中毒の症状だと思われるけどこれぐらいで病院に行くのはちょっと…
という人もいると思います。
もちろん症状がかなりひどかったり、耐えられないほどキツイ場合は無理をせず病院へ行ってください。
ですが症状が軽いから病院には行きたくない、自分で何とかしたいという人もいるので、
食中毒と思われる症状の対処法についてお伝えします。
○下痢、嘔吐、腹痛
はじめに言いますが、下痢が1日に10回以上あるような場合はすぐに医療機関を受診しましょう
市販されている「吐き気止め」や「下痢止め薬」の服用を検討するかと思います。
しかし、食中毒の時に下痢や嘔吐を止める薬を服用することは、
症状を長期化させ悪化する危険性もありますので絶対におやめください。
食中毒は、胃や小腸で細菌やウイルスが増殖し機能低下することで下痢や嘔吐の症状があらわれます。
これは、体内に増殖した細菌やウイルスを早く対外に出そうとする反射であり、
薬でその動きを止めることは細菌やウイルスを胃や小腸から排出しずらくさせます
嘔吐を伴う下痢の場合は、食事や水分の摂り方が重要です。
吐き気がある時に飲食をすると、飲食のたびに吐いてしまう悪循環に陥りやすいため、
まずはお腹を空っぽにすることが大切です。
吐き気が落ち着いてきたら、脱水症状を防ぐためにも水分を少しずつ摂っていきましょう
水分補給はスポーツドリンクが効果的です。
食べ物は野菜スープや100%のジュースなど胃腸にやさしいものを取りましょう。
症状が下痢だけになったら、消化の良い食べ物で体力を回復していきましょう。
おかゆやうどん、豆腐、じゃがいもやニンジンなどの煮物などがオススメです。
逆に避けたいのは肉や揚げ物など脂肪が多いもの、
ゴボウや海藻、豆類など食物繊維が多いもの、
お菓子やプリン、砂糖入りのヨーグルトなど糖分が多く含まれている食べ物です。
目安としては、便の状態と似たものを摂取することです。
水のような下痢なら水分を中心に、軟便なら柔らかいものを食べましょう。
この回復時に無理な食事をすると、下痢が長引いてしまうこともあるため注意が必要です
○発熱
熱が出始めの時は体がゾクゾクして体が震えたりしてウイルスの侵入に対抗するために体温をあげようとします。
その時は保温性の高い衣類や寝具で体の熱を逃さないようにし、室内は十分な暖かさと湿度を保って体を休ませましょう
熱がどんどん出てきているときは熱によって細菌やウイルスを撃退している真っ最中です。
この期間の時は解熱剤の服用はなるべく避けるようにしましょう。
あまりにも熱が高いときや、体力の消耗が激しいときは無理をせずに服用したほうがいいです。
わきの下や首、太ももの付け根などを冷やしてあげると解熱の手助けになります。
発熱をすると汗をかくのでこまめに着替えるということと、水分を取るということが大事になってきます。
熱が下がっても体力は戻っていないので十分に休息を取りましょう。
食中毒だったとき症状の期間はいつまで続くの?
食中毒だった場合は症状が長引く傾向にあります。
主に下痢や嘔吐は数日から2週間程度続き、
発熱は2~5日は続く場合があります。
あまりにも症状が長引くようならすぐに医療機関を受診しましょう
まとめ
今回は食中毒の症状と、その対処法、治るまでの期間についてお伝えしました。
さらに詳しい対処法はお医者様の方が詳しいと思うので
症状がきつい時は無理をせず医療機関を受診することをおすすめします。
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