毎年のように日本にやってくる台風ですが、温暖化の影響もあって非常に発達した台風が日本を直撃する事も多くなってきています。
台風の接近が予想されるので、明日は我が身と心配し、事前に準備をしておこうと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に何を準備したら良いのかわからなかったり、どういう事に注意しないといけないのかわからない人も多いと思います。
なので今回は、これだけは最低限押さえておきたい「9つの台風対策備えるものまとめ」をご紹介します!
台風対策グッズや食料、事前にやるべきことをしっかりと確認して台風に備えましょう!
台風対策備えるものまとめ!
たくさん台風に備えておくためのポイントがありますが、「自分は大丈夫」と過信せずにこれからご紹介していく対策をしっかりと取っていきましょう。
①非常食を準備しよう
最近ではオール電化にしているご家庭も多いですが、電気やガスが止まってしまうと調理することができないので、火を通さずに食べることができる非常食の準備が重要になってきます。
保存期間の事も考えると、日持ちしやすい缶詰やレトルト食品をメインに、チョコレートや飴などのお菓子類やゼリー、栄養補助食品なども個人的にはおすすめですね!
ちなみに防災のプロからすると、レトルト食品の中では「アルファ米」と呼ばれる非常食がおすすめらしく、水やお湯を注ぐだけでチキンライスやドライカレー、五目ご飯などを作ることができます。
5年間は常温保存できますし、乾パンみたいな質素な物じゃなく、美味しい食事を災害時でも食べられるというのは、辛い避難生活の中で精神的にかなり助かりますので、気になる方は要チェック!
準備する量についてですが、自治体によっては非常食の配給を受けることもできますが、被害状況によっては配給が遅れてしまう場合もあるので、非常食は最低でも3日分は用意しておくようにしましょう。
②飲み水や生活用水を確保しよう
台風の被害状況によっては断水してしまう事もあるので、飲み水や生活用水の確保は非常に重要です。
飲み水は1人1日3Lが目安となっているので、家族分をしっかりと準備しておきましょう。
もしも、スーパーで飲料水が売り切れだった場合は、やかんや水筒、空のペットポトルなどにできる限りの水を入れておくと良いでしょう。
あと忘れがちになってしまいますが、トイレの水を流すために必要な生活用水の確保も非常に重要です。
台風が来る前に、お風呂の湯船に水をいっぱいに貯めておきましょう。
残り湯でも良いですが、綺麗な水を貯めておいた方が他の事に水を使用しやすいですね。
③庭やベランダに置いている物を片付けよう
台風の強風によって外に置いていたものが吹き飛ばされ、家の窓ガラスを割ってしまう事もあるので、風で飛んでいきそうなものは家の中に入れるようにしましょう。
特に植木鉢や物干し竿は飛んでいきやすく、自分の家ならまだしも、他の人の家の窓を割ってしまったり、最悪ケガでも負わせてしまうと非常に大変なので注意してください。
④雨戸で窓ガラスが割れないように対策、もしくは補強をしよう
一軒家にお住いの方は、窓ガラスを守ることができるように雨戸が設置されていると思うので、台風が来る前に全部雨戸を閉めるようにしましょう。
ただ、マンションやアパートなどにお住まいの場合は雨戸が無い所が多いのでどうしたらいいの?という人も多い事でしょう。
そんな場合は、窓の内側から張り付ける「窓ガラス飛散防止用シート」を使用するのがおすすめです!
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霧吹きで窓に水をかけて張るタイプがほとんどなので簡単に張ることができますし、透明な物から柄物まで種類も豊富なので、チェックしてみると良いでしょう。
ただ、窓ガラスに加工がされて表面がデコボコしているところでは上手く張ることができないので要注意。
そんな時は部屋の内側から段ボールを立て掛けたり、カーテンを閉めておいて、ガラスが飛散しても大丈夫な様に対策しておきましょう。
ちなみに、窓ガラスの縦横斜めに養生テープを張り付けると窓ガラスの飛散防止になると昔から言われてますが、アメリカ合衆国国土安全保障省が発表した災害対策ガイドラインにて、効果が無く、むしろ弱くなってしまうので意味がないと記されています。
ニュースで取り上げられる事も多いですが、このやり方は間違いなので注意しましょう。
⑤停電に備えてスマホやモバイルバッテリーを充電しておこう
停電になってしまうとテレビのニュースから情報を集めることは無理なので、最低限スマホで情報収集できるようにしておくのがおすすめです。
スマホ本体だけの充電だけだと1日~2日程度しか持たないと思うので、モバイルバッテリーも準備しておきましょう。
ちなみに、災害時に非常に役立つのがソーラー充電も可能なモバイルバッテリーですね!
10000mAh~20000mAhの大容量の物を選ぶと、家族みんなで使っても多少の余裕があるのでおすすめです♪
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⑥懐中電灯と電池も用意しよう
夜に停電してしまうと暗くなってしまうので、懐中電灯と電池を準備しておくのがおすすめです。
スマホのライトを使用しても良いですが、災害時のスマホは情報収集に使用することが多く、スマホの充電はそう簡単に使用することはできないので、しっかりと準備しておきましょう。
ちなみに、水入りのペットボトルを使用することで、部屋全体を明るく照らせるランタンを作ることも可能です。
非常時は以下のツイートの内容を参考に試してみると良いでしょう。
大きな台風が予想されます。
もしも、停電になったら…
停電対策の記事を紹介します。
参考にして下さい。#台風19号
【東京すくすく】#停電対策
□ペットボトル+懐中電灯で「簡単ランタン」
□スマホの節電テクニック
□避難前にブレーカーを落とすhttps://t.co/AYm4X1J1Wh pic.twitter.com/iwoXpWloDr— ちゅん太(東京新聞生活部) (@tokyochunta) October 11, 2019
⑦家の近くの避難所を確認し、家族と情報共有しよう
自宅から一番近い避難所はどこなのか、台風が来る前に家族と話し合って情報共有しておくようにしましょう。
また、緊急時にどのように連絡を取り合うのかも確認しておくと、災害時の安否の確認もしやすいので、しっかりと話し合っておきましょう。
⑧車を所持しているのならしっかりと対策を!
災害が起きた後に、ガソリンスタンドに長蛇の列ができているのをニュースで見かけた事がある人も多いのではないでしょうか。
自宅から避難所まで離れていたり、給水や非常食の配給を貰いに行ったり、車中泊で避難生活をする場合にガソリンは必要不可欠なので、車をお持ちの方は台風が来る前にガソリンを満タンにしておきましょう。
また、過去の台風の被害映像で駐車場に置いていた車が横転したり、倒木の被害にあっていたりするのを見て、このまま駐車場に置いておいて大丈夫だろうかと心配な方も多いのではないでしょうか。
1番良い方法としては立体駐車場(地下駐車場は浸水するので×)に車を避難させると雨風から愛車を守ることができますが、自宅周辺に立体駐車場がある人は非常に限られていると思います。
今の駐車場で対策をするとなれば、車に毛布などをかけて窓が割れないようにして、その上から車用のシートを被せ、風で飛んで行ってしまわないように養生テープでグルングルンに固定するようにしましょう。
風で横転してしまったら元も子もないですが、風で飛ばされてきた物から車に傷が付いたりするのを防ぐことができるので、対策をしておくのがおすすめです。
⑨その他あったら便利な物
○現金
停電中や被災中はATMが使用できなかったり、電子マネーやクレジットカードは使用できない場合もあるので、少しばかりの現金は持ち歩くようにしましょう。
○保冷剤&クーラーボックス
停電してしまうと冷蔵庫の温度が上がり、冷凍食品等がダメになってしまう事も予想できます。
大きめの保冷剤をクーラーボックスに入れて、冷凍食品をクーラーボックスに入れると、冷蔵庫の開け閉めによる温度上昇を少しでも防げるので、長い時間冷凍食品を保たせることが可能です。
特におすすめなのがLOGOS(ロゴス)の「ハイパー氷点下クーラー」で、専用の保冷剤と一緒に使用することで、アイスクリームを条件次第で12時間も冷たい状態で保存することができるので非常におすすめです!
使わない時は1/3の厚さにしてコンパクトに収納できますし、アウトドアにも重宝するので、災害用も兼ねてチェックしてみると良いでしょう。
○ラップ
食事する時にお皿を使用すると思いますが、災害時に水は非常に貴重。
なので、洗い物をしなくていいようにラップをお皿に巻いて、その上に食べ物を置くようにすると洗い物を少なくすることが可能です。
○カセットコンロ
電気もガスも止まってしまった場合に、カセットコンロがあるとお湯を沸かしてレトルト食品を食べることができるので、1台は常備しておくと非常に便利です。
○ブルーシート&土嚢(どのう)
台風が過ぎ去った後に屋根を確認してみると、屋根瓦が飛んでいたりして雨漏りしてしまう恐れがある場合があります。
他のたくさんの住宅に被害が出ていると、修理も遅れてしまうので、屋根の上に掛けておけるブルーシートを事前に準備しておくと非常に便利です。
土嚢はそのブルーシートが飛ばないように重りに使用できますし、住宅への浸水を防ぐために活躍するので、準備しておくと便利ですよ!
○避難用品が入った非常用バッグ(リュック)
状況に応じて避難所にすぐに向かうことができるように、避難用品が入った非常用バッグ(リュック)を準備しておきましょう。
・非常食
・薬
・手回し充電ラジオライト
・アルミブランケット
・ホイッスル
・簡易トイレ
・ウェットティッシュ
・レインコート
・タオル
・マスク
・現金(小銭)
最低限の持ち出し用の持ち物としてはこのようになるので、これ以外の物は必要に応じて準備しましょう。
まとめ
今回は、これだけは最低限押さえておきたい「9つの台風対策備えるものまとめ」をご紹介しました!
台風対策グッズや食料、事前にやるべきことをしっかりと確認して台風に備えましょう!
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