梅雨の季節、布団から出たときにじっとりと湿って嫌な思いをしていませんか?
そのままにしておくとカビの原因にもなってきます。
そこで今回は布団の湿気の原因と、畳とフローリングでの対策についてお伝えします。
梅雨に布団が湿気でジメジメする原因とは?
梅雨の時期は天気が悪いこともあり湿度が高くなっています。
そんな部屋の中で布団で寝ていると、起きたときに布団が湿っているときがあります。
なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか?
人は寝ている間におよそ200ml(コップ1杯分)の汗をかくと言われています。
その汗はどこに行くのかというと、
掛け布団や敷布団に湿気として溜まっていきます。
本来なら寝ている間に布団から空気中に発散されていきますが、
梅雨の時期は湿度が高いため、空気中に水分が発散できず布団に残ってしまいジメジメとした状態になってしまいます。
また気温が高く、湿度が高いと体は汗をかいても乾かない(体の熱が放出できない)ため、
もっと汗をかいて体の熱を冷まそうとしているので多くの汗を布団が吸ってしまいます。
もし布団が湿った状態でそのままにしているとカビやダニの原因にもなってきてしまいます。
布団を敷くなら畳かフローリングに敷くと思うので、
次の章ではそれぞれの部屋での対策についてお伝えしていきます。
畳の部屋での布団の湿気対策とは?
部屋によって畳に直接布団を敷いて寝ている人もいると思いますが、
ちゃんと湿気対策はされていますか?
天然イ草の畳は空気の吸放湿を行う性能があり、
空気中のホコリを吸収付着・湿気を調節する性質を持っています。
しかし畳は湿気が継続すればするほど吸収していきます。
新しい畳だとその効果も強いのでカビの発生、繁殖がしやすいです。
梅雨のように長期間、湿度が高い場合
畳に吸われた湿気が空気中になかなか放出されず、
しかも上からは毎日布団からの湿気も来ます。
そんな状態で対策をしておかないと布団の下を見たらカビが生えていたなんてことになります。
対策としては、
・起きたら布団をたたむ
布団をたたむことで布団の下の畳の湿気を外に逃がすことができます。
・換気をして空気を循環させて布団、畳の湿気を乾かす
換気をして室内の空気を循環させて少しでも乾いた空気を取り入れ、
布団、畳の湿気を乾かします。
・布団の下に除湿マットを敷く
布団と畳の間に湿気は溜まりやすいです。
その間に除湿マットを敷いて、畳に余計な湿気を吸い込ませないようにします。
交換時期を知らせてくれるものもあるので洗って乾かせばまた使えるので便利です。
・布団乾燥機を活用する
長い間布団を湿ったままにしておくとカビやダニ、臭いの元となってきます。
早く乾かすために布団乾燥機を使うと良いです。
などがあります。
どうやって湿気を逃がすかが問題なので参考にしてみて下さい。
フローリングでの布団の湿気対策はすのこが効果的なのか
部屋によってはフローリングの上に布団を敷いて寝ている人もいると思いますが、
湿気対策はしていますか?
フローリングは畳と比べると湿気を吸収、発散ができません。
なので汗をかいた時、布団をめくると水滴がついている場合があります。
そのままの状態にしておくと簡単に布団にカビが生えてしまいます。
対策としては畳と同じように
・起きたら布団をたたむ
・換気をして空気を循環させて布団の湿気を乾かす
・布団の下に除湿マットを敷く
・布団乾燥機を活用する
などありますが、
フローリングの場合なら布団の下にすのこを敷くといいです。
すのこを敷くことでフローリングと布団の間に隙間が生まれ、
そこを湿気が逃げられる空間ができます。
もちろんすのこを敷いたから対策は万全ということではありません。
すのこの上に除湿マットを置き、布団を置きます。
わたしはこうすることでカビがなくなったのでおすすめです。
対策を行うことで湿気を逃がしてやらないと結局カビが発生してしまうので、
上手く対策していきましょう。
まとめ
布団の湿気の原因とそれに対する対策をお伝えしました。
カビが生えていることに気づいてからでは遅いです。
もしも布団にカビがついていたらこちらの記事を参考にしてみて下さい!

また、布団のダニも梅雨の時期に多くなります。
こちらもチェックしましょう!

前もって対策をすることで安心して眠りにつくことができる環境を整えましょう。
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