このページでは実はかなり我慢している人の特徴を5つ詳しく解説しています。
いつも明るく気丈にふるまっていても、その裏では不安やストレスを隠すために明るく振舞っているだけかもしれません。
また、我慢していることに気づかない人もいるので、我慢している人の特徴を確認して気を配ってみてください。
①大丈夫やごめんが口癖の人
周りから見て明らかに大変そうな状況なのに「大丈夫」と言ったり、自分が悪くなくても「ごめん」と謝る人がいます。
このような人は、自分のせいで他人に負担をかけたくないと考えており、この言葉がついつい口癖になっているのです。
かなり我慢している状況になっているので、気にかけてあげてください。
ただ、この時に「大丈夫?」と聞くのはNGです。
「大丈夫?」と尋ねられると、「大丈夫です」と答えてしまいやすく、その人の本心を知ることができません。
なので、こういう時は「調子はどうですか?」と聞くようにしましょう。
こう言われると「大丈夫」では答えられないですし、仮に「調子がいいです」と答えるのであれば、具体的にどこが良いのか聞いて、コミュニケーションを取っていきましょう。
逆に「色々あって大変です」と答えるのであれば、「大変なところはどこ?」と尋ねてみてください。
こうすることで、その人が置かれている状況を自然と話してくれます。
②友達想いな人
友達が悩んでいる時にはすぐに話を聞いたり、助けを必要としている時には自分の時間や労力を惜しまず、手を差し伸べたりします。
一見すると非常に素晴らしいことで、実際に友達から、
「いつもありがとう」
「助かっているよ」
と感謝されることが多いです。
ただ、この友達想いが行き過ぎると、自分の気持ちや意見を抑え込み、我慢した状態で友達付き合いをしてしまうことになります。
例えば友達が何かを頼んできたときに、本当は自分も忙しくて大変なのに、
「断ったら悪いかな」
「嫌われたらどうしよう」
と考えて、無理をして引き受けてしまうことがあるかもしれません。
すると、少しずつストレスが溜まっていくので、心の中で「ちょっとしんどいな」と感じることが増えてしまいます。
また、友達を傷つけたくないという気持ちが強いあまり、自分が言いたいことを言えなくなってしまうこともあります。
例えば友達が何か失礼なことを言ったり、何か自分にとって嫌なことをしてきたときに、本当はそれはやめてほしいと言いたいのに、
「こんなこと言ったら友達を傷つけてしまうかもしれない」
と考えて黙ってしまうことがあります。
しかし、友達と良い関係を続けるためには、時には自分の気持ちを正直に伝えることも大切です。
自分の意見を言うことが、必ずしも相手を傷つけるわけではありませんし、逆に本音を伝えることで、お互いの関係がもっと深まることもあります。
友達を思う気持ちは大切ですが、自分を犠牲にしすぎないように、時には自分の気持ちも大切にしてください。
反対に本音を伝えて関係が悪化するのであれば、そのような人とは距離を取って正解です。
より健全で長続きする友情が築けるよう、我慢はほどほどに本音を言い合える関係性を築きましょう。
③いつも笑顔で周りに気遣う人
いつも笑顔でいる人は、一見するととても明るくてポジティブな印象がありますよね。
周りの人に優しくて、何があっても笑顔を絶やさない姿を見ると、
「この人はいつも元気だな」
「本当に優しい人だな」
と思うかもしれません。
しかし、その笑顔の裏には隠された我慢があり、いつも笑顔でいる人が必ずしも「元気で問題がない」というわけではないので注意してください。
このような人たちは、自分の感情や疲れを周りに見せないようにしていることが多いです。
例えば誰かが困っているときにはすぐに助けに行ったり、自分が疲れていても「大丈夫」と言って他人のために動いたりするなど、自分よりも他人を優先することが多いです。
しかし、内心では「疲れている」「辛い」と感じているのに、自分の感情を押し殺し、顔に出さないように笑顔を作り続けてしまいます。
これは周りの人に心配をかけたくない、迷惑をかけたくないという気持ちや、弱さを見せたくないという思いがあるからです。
また、笑顔でいることで、自分が本当に感じているストレスや不安を感じなくて済むと思い込んでいる場合があります。
一時的に気持ちが楽になるかもしれませんが、長い目で見ると、自分の本当の気持ちを抑え込み続けるのは非常にしんどいです。
そのため、いつも笑顔でいる人が必ずしも「元気で問題がない」というわけでは無いことを理解してください。
心の中では、
「もう少しだけ誰かに頼りたい」
「本当の気持ちを話したい」
と思っているかもしれないので、周りの人はその笑顔の裏にある本当の気持ちに気づいて、声をかけてあげましょう。
④相談に乗るけど相談しない人
このような人は根がとても優しくて、他人を助けたいという気持ちが強い人です。
特に友達や同僚が困っていると、少しでも力になりたいと思って一生懸命に話を聞いたり、アドバイスをしたりします。
相手の気持ちに寄り添って「この人の役に立てた」と思うことで、自分も嬉しく感じるのです。
ただ、自分が悩んだり、困ったりしたときには他人に相談できずに我慢してしまう特徴もあります。
その理由の1つとしては、自分の悩みで人に迷惑をかけたくないという気持ちがあるからです。
いつも他人の相談に乗っているので、
「自分の悩みなんて大したことないから、話すのはやめておこう」
と思ってしまうことが多いです
また、自分の弱い部分を見せたくないという気持ちや、自分はしっかりしていなきゃいけないと思い込んでしまうこともあります。
そのため、悩んでいる自分を見せたら頼りなく思われるかもしれない。
相談することで自分が弱いと感じられるのが嫌だと考えてしまうのです。
悩みや困ったことを一人で抱え込むのは、心にも体にも良くありません。
誰かに相談することで気持ちが楽になりますし、新しい視点で物事を考えられるきっかけになるかもしれません。
また、相談に乗ってもらった友達も、あなたが悩んでいるときは力になりたいと思っているはずです。
他人に相談することを恐れず、時には自分の気持ちも素直に話してみてください。
そうすることでお互いに助け合える関係が築けますし、自分自身も少しずつ楽になれるかもしれません。
⑤夜になると勝手に涙が出る人
一日の終わり、特に夜に布団に入って一人になると、ふとした瞬間に涙が出てくることがあります。
昼間は気丈に振る舞っていても、夜になると心が緩み、心の中に溜め込んでいた悲しみや辛さが、涙となってあふれ出てしまうからです。
これは我慢の限界サインともいえるので注意してください。
ちなみに、泣くという行為は、心の中のモヤモヤを少しずつ外に出して、心を軽くするための大切な手段です。
時には思いっきり泣くことが、心をリセットするために必要な場合もあるので、その時は我慢せずに思いっきり泣きましょう。
ただ、心の限界を超えてしまうと、逆に涙すら出なくなってしまうこともあります。
それは感情の我慢があまりにも溜まりすぎて、心が麻痺してしまった状態です。
このようなときは自分がどれだけ辛い思いをしているか、自分自身でもわからなくなっている状況でもあります。
そんな時こそ周りの人に気持ちを話してみたり、少しずつ自分のペースで心の中の感情を整理することが大切です。
決して一人で抱え込まず、助けを求めることを忘れないでください。
泣けないくらいに辛い時は、誰かに支えてもらうことが大事です。
まとめ
今回は実はかなり我慢している人の特徴を5個詳しく解説しました。
自分にこのような特徴があると思ったら、少し休みを取ったり、周囲の人に助けてもらうようにしてみてください。
また、周囲にこのような特徴がある人がいる場合は、無理していないか気にかけてあげましょう。
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